フロース
基礎情報
プロフィール
本名:桜乃宮(さくらのみや)千桜里(ちおり)
分類:人間
能力:視覚を強化する
誕生日:3月28日
好きな食べ物:タマゴサンド、ピザ、エクレア、パスタ、肉
嫌い・苦手な食べ物:オリーブの実、ピーマン、ナス、野草、山菜
好きなもの:ライム、今いる組織、イタズラ、猫
嫌い・苦手なもの:卑怯な奴ら、愛城組、犯罪組織、ゲジゲジ
一言自己紹介
『アタシはアモーレ・シンティッリーオの幹部のフロースだ。ふふ、ライム様や仲間のことを傷つけたら、容赦はしないから覚悟しておいてねぇ?』
フロースを詳しく!
マフィア『アモーレ・シンティッリーオ』の幹部。
短気だが、仲間思いな性格。いたずらっ子気質もあり、よく仲間をからかっては笑っている。特に反応が少ないシルヴィアのことをよくからかっており、大体無視されている。アモーレ・シンティッリーオの仲間が傷つけられたり殺されたりすると我を失うレベルでキレて傷つけた相手を痛め付ける。ここ近年でそういった思いをすることが増えてきたので余計許せないという。卑怯な戦い方は好きではなく、正々堂々と真正面から戦う。
前代のボスであるライムの父親がリアニシア鉱国でも悪名高いヤクザ『愛城組』に殺されたのはフロースが15歳の時だった。尊敬する上司を卑怯な奴らに殺されたことで激怒し、フロースとシルヴィアを含む当時の幹部たち一丸となって、ライムがある程度大人になるまで幹部全員が「自分が次の幹部だ」と嘘をついてライムの存在を隠していた。愛城組の多勢に無勢クラスの奇襲のせいでフロースとシルヴィア含めて15人いたはずの幹部はフロースとシルヴィアのみになってしまった。ライムが正式なボスになってからはライムの部下となった。
キャンディは最後まで噛み砕かない派。よくペロペロキャンディーをなめているが、最後まで絶対に噛み砕かない。過去に噛み砕いた時に歯が痛くなって辛くなったらしく、それ以来噛み砕かないようになった。愛城組が悪さをしたという知らせが入って出撃しないといけなくなった時になめていたキャンディは、大体途中までなめながらこなしている。
桜の季節になるとつぼみの時から気にかけはじめる。フロースの本名に桜の字が入っているため、桜には思い入れがある。桜が咲く季節が近付くと、街路樹として植えられている桜を見つけては少し観察している。そろそろ咲きそうなつぼみを見つけると、少し微笑み嬉しそうな顔になる。散る頃は少し寂しそうな顔になる。
フロースの両親は元々愛城組の組員だったが、裏切り者を平気で始末する愛城組のことが嫌になり組を抜けた。しかし愛城組はブチ切れし、父親は早々に始末された。母親はなんとか逃げきって空き家の一室でフロースを産み、大切に育てていた。母親はフロースのことを大切にそして幸せに暮らしていたが、居場所が愛城組にバレてしまった。激怒した愛城組の幹部に母親は頭を撃ち抜かれ即死。フロースは愛城組の戦闘員として拾われそうになっていたところをアモーレ・シンティッリーオのボスだったライムの父親に救出された。フロースの母親の亡骸はアモーレ・シンティッリーオによく守られている村の花がよく咲く場所に埋葬された。ことの経緯を全て教えられたのはフロースが7歳になった時だったが、それ以来はその村に行くと必ずお墓参りをしている。
関係者の証言
フロースさんはちょっといたずらっ子みたいな人でね、よくシルヴィアさんのことをからかっているんだ。シルヴィアさんはそんなに気にしていないみたいだけど。
でも、お父さんがいた時からこの組織にいるから、思い入れが強いみたいで、私がボスになった時も歓迎してくれたよ。え?裏切りそうな顔をしてるって?多分フロースさんはそんなことしないと思うよ。だって、お父さんが殺された時に、フロースさんは本気で怒って悔しがっていたから。私は信じているよ、フロースさんのこと。
(ライム)
ああ、私のことをよくからかっているヤツか。フロースは私の反応を見たいからなのか、しょっちゅうからかってくる。鬱陶しいが、無視していればいずれ飽きてどっか行く。だが、フロースはライム様やエスメラルダにはイタズラをしない。ボスとその右腕だからか、場を弁えているようで安心はしている。
フロースは、この組織のことを愛しているようでな、ライム様の父親である先代のボスが殺された時は本気でキレていた。先代のボスの遺体がこの組織に帰ってきた時、拳を握りしめて血が出ていた。私も怒りに満ちていたが、卑怯なことをして殺した敵組織のことを本気で憎んですぐさま行こうとしたのはフロースだけだった。ライム様の一声でフロースは制止したが、あのまま突っ走っていけば、きっとフロースもいなくなっていたかもしれない。
(シルヴィア)
フロースさんはいつも私にお菓子をくれるんだ♪ライムちゃんと分けあって食べてるんだけど、その時のフロースさんは笑って嬉しそうに眺めてるんだ〜。私もフロースさんにお礼として桜模様のハンカチを渡したの。とても嬉しそうに笑って受け取ってくれて、私も嬉しかったの♪
フロースさんは正面から堂々とえいやってやっつけることが好きで、私みたいに幻を見せて戦うのは好きじゃないみたいなの。「私の戦い方は好きじゃない?」ってフロースさんに聞いてみたけど、「アイツらはエスメラルダ以上に汚いことをするから、エスメラルダはそのままでいいんだよ」って言ってくれたの。私、このままでいいんだって安心したんだ。
(エスメラルダ)
