ライム

ライム

基礎情報

プロフィール

本名:ライム・クォーツ
分類:人間
能力:周囲に花粉を飛ばす
誕生日:1月12日
好きな食べ物:ムニエル、オムレツ、唐揚げ、パスタ
嫌い・苦手な食べ物:唐辛子が入ったもの
好きなもの:町の人たち、仲間
嫌い・苦手なもの:一般人に危害を加える犯罪者集団

一言自己紹介

『アモーレ・シンティッリーオのボスのライムよ。ヤクザとかに絡まれたら私に連絡をして頂戴。ボッコボコにしてやるから!』

ライムを詳しく!

マフィア『アモーレ・シンティッリーオ』の長。
リアニシア鉱国の裏社会を支配しているが、彼女の性格は温厚で仲間思いであり、マフィアらしい活動はしていない、ただの名ばかりマフィアである。彼女の祖父の時代からそうだったようで、普段は街の高齢者の手伝いをしたり村の人たちの畑仕事を手伝ったりしている。マフィアの構成員たちも温厚な性格の者が多く、構成員たちも普段は上記のことをしている。しかし、リアニシア鉱国で他のマフィアやヤクザ、半グレ集団などが一般人を傷付けたり殺害したりすると裏の顔になり、構成員と自分自身がその組織をボコボコにしている。裏社会の者たちを始末しているということもあって、警察や軍からは無害なマフィアとして信頼されている。
マフィアの組織は12歳の時に父親がリアニシア鉱国でも悪名高いヤクザ『愛城組』の一員に殺されたことで引き継ぐこととなった。母親はライムを産んだ直後に病気で他界してしまったため、天涯孤独となったライムは一度は組織を解散することを考えたが、エスメラルダの後押しと父親の側近たちがライムに忠誠を誓ったことで組織を引き継ぐことを決意した。ライムが15歳になるまでは父親の側近たちが「私がボスだ」と言っていたことでライムの存在を隠し通して来た。それまでの間にフロースシルヴィアを除く側近たちが殺されてしまったが、ライムが正式なボスとなった後は2人は改めてライムの側近となった。
性格は上述の通り温厚で仲間思い。しかし、大切な人を傷付けられると自分の体を投げやってしまう程喧嘩っ早くなってしまうので、彼女の右腕であるエスメラルダからは「危なっかしくてヒヤヒヤする」と言われてしまっている。本人も血が上りやすいことを自覚しているようで、血が上りそうになると水を頭から被って落ち着かせようとしているが、結局失敗している。
国が平和な時は小さな町や村に行って高齢者の畑仕事を手伝っており、そこで町や村の人たちと会話をして楽しんでいる。町や村の人たちはライムがマフィアのボスであることを知っていて、ライムの体を気遣ってくれている。彼女が温厚で一般人を傷付けない事を知っているので和やかな会話になるらしい。ライム自身は一般人の他愛も無い会話を聞くことが大好きであり、町や村の人が楽しそうに話していると自分も楽しくなるという。
褒められ慣れていない様で、照れると相手の背中を叩いて吹き飛ばしてしまう癖がある。稀に吹き飛ばした相手が怪我をしてしまうことがあるので、最近は照れても背中を叩かないように自制している。ちなみに高齢者の人たちに褒められると手をほっぺたに当てて照れている。その姿が非常に愛らしいと高齢者の間では評判である。
畑仕事の休憩時に四葉のシロツメクサ探しをしており、四葉のシロツメクサを見つけると真っ先にエスメラルダに見せに行く。エスメラルダに見せに行く時は「エスメラルダ!見て見て、四葉のシロツメクサ!」と言いながらはしゃいでいる。エスメラルダはその時のライムを「遊んで喜んでる子犬みたい」と評している。

関係者の証言

ライムちゃんは私とライムちゃんどっちも小さい頃に出会ったんだけどね、ライムちゃんは私の瞳を見て、「ライちゃんとあなたの目の色おんなじだ!」って言ってライムちゃんのお父さんに自慢しに言ってたんだ。
私、嬉しくてライムちゃんと一緒にいたいなって思って、今ではライムちゃんの側近で親友なの!
私は妖怪だから、妖術でライムちゃんをサポートするの。幻を見せて相手の方が混乱している時にえいやってライムちゃんが始末するの。これが私とライムちゃんのコンビ技だよ!
(エスメラルダ)


ライムお嬢はアタシがいる組織のボスなんだよ。ん?若すぎないかって?そうだねぇ、アタシよりも年下ではあるからねぇ。
あの子が12歳の時に前のボスであるお父さんが殺されたから、エスメラルダお嬢と一緒に『アモーレ・シンティッリーオ』という組織がなくならないよう、頑張っていたのさ。まだ小学生だったのにも関わらずにねぇ。
ライムお嬢が15歳になるまでは、アタシたち幹部が、自分がボスだと偽ってお嬢の存在を隠し通していてねぇ、お嬢がボスになるまでの間に、アタシとシルヴィア含めて15人いたはずの幹部はアタシとシルヴィアだけになっちゃったけども、ライムお嬢は今日も街の人たちがヤクザや他のマフィアに危害を加えられないよう、頑張っているよ。アタシはそんなお嬢が大好きなのさ。
(フロース)

ライム様は私より年下ではあるが、立派なボスだ。私とフロース、エスメラルダ様には当然のことながら、幹部ではない組員たちにも、慈悲深く接している。街が平和な間は村に行って畑仕事を手伝っている。その休憩時間によく四つ葉のクローバーを探しているが、見つけるとエスメラルダ様や私たちに見せてくれる。その姿がなんだかラブラレトリーバーのようで愛らしく感じる。
私がライム様に忠誠を誓っているのは、私がライム様のお父様に救われたからだ。話せば長くなるが、幼少期に天涯孤独になった上に親戚からも見放された私を、手厚く保護してくださった。衣食住全てを与えてくださった上に、私に様々な護身術を教えてくださった。ライム様が生まれて、奥様を病気で亡くした後も、ライム様の世話係という役割をくださり、私にとってとても幸せだった。
……ライム様のお父様が殺されてから、私はライム様に苦しんでほしくないと思ってしまった。ライム様が望むなら、アモーレ・シンティッリーオを解散しても構わないと思っていた。だが、ライム様はエスメラルダ様の後押しもあるが、街の人たちを守るために立ち上がるのを見てから、ライム様に忠誠を誓うようになった。すまない、話が長くなったな。
(シルヴィア)

えっ、あの人マフィアの人だったんですか!?私、あの人に助けてもらってばかりだから優しい人だと……。
え?マフィアのボスだけど、マフィアらしいことはほとんどしてないし、むしろ他のマフィアやヤクザをボコボコにしてる……?それなら安心して守ってもらえますね。
(カーマイン)