エミリア

基礎情報
プロフィール
本名:エミリア・アリス・レッドルビー
分類:吸血鬼
能力:噛み付いた相手を洗脳する
誕生日:11月12日
好きな食べ物:紅茶、キッシュ、りんご
嫌い・苦手な食べ物:ニンニク、ニラ、昆虫食
好きなもの:仲間、動物、大自然
嫌い・苦手なもの:生まれた国、枯れた大地、フナムシ
一言自己紹介
『ごきげんよう、私はエミリアと申します。ヴァーミリオンにはもう会った?あの子は私のいとこなんだけど、優しくて可愛い子だよ。他の吸血鬼の子達も優しくて可愛い子が多いから、仲良くしてあげてね。』
エミリアを詳しく!
穏やかでおっとりとした吸血鬼の女性。
とても穏やかで優しくおっとりとした性格であり、常に自分のペースで行動している。非常事態の時はさすがにマイペースな行動はしないようで、他にパニックになっている人をなだめたりして落ち着かせている。いつもニコニコしているため、よくなめられることもあるが、仲間が嫌な思いをしているところに出くわすと、ニコニコ笑顔で静かにキレる。その笑顔は明らかに怒っているとわかるくらい恐ろしい形相をしているため、その笑顔を見た者は恐ろしさのあまり逃げ出すか失神するかしている。
ヴァーミリオンのいとこであり、引っ込み思案であるヴァーミリオンを常日頃心配している。ヴァーミリオンが他の吸血鬼たちと馴染めずにいた時、よくやって来てはヴァーミリオンのことを慰めていた。ヴァーミリオン同様元いた国から逃げてきたタイプの吸血鬼であり、ヴァーミリオンが国を出て2ヶ月後にエミリアも国を出ていった。
エミリアもヴァーミリオン同様に両親から愛されずに育ち、両親は一人娘であったエミリアを置いてどこかへ消えてしまった。エミリアは自分が血を吸うことが出来ず、舐めることしか出来なかったのが両親に見限られた原因だと思っている。ヴァーミリオンは親族に見限られた後に血を断食したせいで精神をおかしくしてしまったが、エミリアは国に迷い込んで負傷してしまった人間の血を指で掬って舐めていたお陰で精神異常をきたさずに生きていられた。負傷者の血を舐めた後はきちんと手当てをして国の外に連れていっていた。
お茶会を開くことが好きであり、そのためにはティーカップが必要。そのため、ティーカップを見るとつい買ってしまう。同じデザインのものだったり違うデザインのものだったりと割と統一性はないが、みんなとお茶会することを想像してわくわくしながら買っているため、本人はそれでいいようだ。お茶会仲間にティーカップを誉められると嬉しがって羽をパタパタさせる。
1週間に1回ワインやカクテルを飲んでいるが、酒を飲むと酔って天井にぶら下がって寝る癖がある。吸血鬼はよく昼間に日の光を浴びないように天井からぶら下がる習性があるが、エミリアの場合は夜のお酒を飲んだ後に癖が出る。昼間はよく日傘をさして街に出ているので、ある意味昼夜逆転の生活をしているので夜にお酒を飲んだ時に天井からぶら下がってしまうのかもしれない。
関係者の証言
エミリアお姉さんは私のいとこなんだけど、私と同じように家族に捨てられちゃったんだ……。で、でも、今となっては捨てられて正解だったかなって思うんだ……。
え、えと……。私たちが元いた国は吸血鬼と悪魔がいっぱい暮らしてるんだけど、人を傷付けることしか考えてない吸血鬼や悪魔が多かったから、居心地が悪くて……。そ、その……。人の血を吸うことが苦手な私たちは見限られて捨てられるの。
……でも、今いる国の方が居心地がいいの。それもエミリアお姉さんがいてくれるから……かな。
(ヴァーミリオン)
エミリアお姉さんって本当に穏やかで優しい吸血鬼さんだと思うの。だって、吸血鬼の子達にも優しいし、吸血鬼以外の人達にも優しいんだ!いつもニコニコだから落ち着くの。
でもね、私たちにひどいことを言った人を見かけたら、笑顔で近付いて行って怒ってるの。その笑顔、なんか怖いみたいで、怒られた人はみんな逃げるか失神しちゃうの。私たちはそのエミリアお姉さんの笑顔を一度も見たことがないんだ。……一体どんな顔をしてるんだろう……?
(シャルロット)