ガリカ
基礎情報
プロフィール
本名:ガリカ・ファーノン
分類:人間
能力:キツネを呼ぶ
誕生日:1月7日
好きな食べ物:チャーハン、お菓子、シンパシーがくれる食べ物
嫌い・苦手な食べ物:辛いもの、ミョウガ
好きなもの:姉のシンパシー、キツネ、甘えること
嫌い・苦手なもの:両親、甘えられないこと
一言自己紹介
『こんにちは、わたしはガリカです!軍で働いてるシンパシーお姉ちゃんは、私が世界で一番大好きなお姉ちゃんなの!お姉ちゃんにいっぱい褒められるために、いっぱい頑張るの!』
ガリカを詳しく!
シンパシーの妹でキツネ使い。
甘えん坊だが、しっかりする時はしっかりとする性格。空気を読むことが得意であり、話しかけていいのかどうかというタイミングを見極めることが出来る。甘える時はとことん甘え、甘えていけない時はじっと大人しくしている。また、甘える相手も選んでおり、甘えてもいいことがない相手には絶対に甘えに行かない。
シンパシーとは8歳年が離れていて、それ故なのかシンパシーに対してお姉ちゃんっ子になる。ガリカが一番甘える相手はシンパシーであり、シンパシーがいれば大体シンパシーに甘えに行っている。シンパシーが家から追い出された時は甘える先がなかったので、具合が悪くなってしまったこともあるらしい。シンパシーも家族の中でガリカにだけ心を許しており、ガリカがシンパシーに会いに来た時は泣いて喜んだ。
右手をキツネの手にして「こーん」と言うと、キツネ(動物、妖怪、モンスター問わず)を呼ぶことが出来る。迂闊にこのポーズをするとキツネが寄って来て大変な目に遭うため、普段から気を付けている。大体は野生のアカギツネやギンギツネが寄ってくるが、寒い場所でやればホッキョクギツネ、砂漠でやればフェネックが来る。稀に九尾の狐が来ることもあるが、大体その九尾の狐の正体はうらら。
シンパシーのお下がりのアクセサリーをずっと持っている。シンパシーが少しだけ使って使わなくなったヘアピンやシュシュをもらったが、使ったらもったいないと思ってずっと使わずに保管している。不安になった時や甘えたい気持ちが抑えられない時によくそれらが入った箱を開けては眺めており、心の平穏を保っている。
シンパシーに褒めてもらうためにタコを食べられるようになった。シンパシーとガリカは共通でタコが嫌いな食べ物だったが、シンパシーが食べられずに悶えていたところ、ガリカが頑張って完食した時にシンパシーが褒めてくれたので、また褒められたいと思い克服した。ただし、酢だこなどのタコがそのまま見えるものはまだ抵抗感があり、たこ焼きなどのタコが見えないものでないと好き好んで食べようとは思わないらしい。
シンパシーとガリカの一家は昔から動物やモンスターなどを引き寄せる固有能力を持つ子供が生まれやすい家系であった。その能力を使って動物やモンスターを使役し、依頼をこなして貴族に成り上がっていた。しかし、シンパシーだけその固有能力が発現しなかったために虐待を受けた。その事実を知ってしまったのはシンパシーが追い出され、何もかも手遅れになった時であった。ガリカは大好きな姉を奪われ、数日間泣いて泣いて泣き続け、体調を崩してしまった。一時は自分の固有能力を恨んだが、数年経ったある日、シンパシーが別の場所で輝いていることを知り、生きているとわかって少しホッとした。成長した今は両親の目を盗んでシンパシーの元に会いに行っている。両親はシンパシーが生きていたことに腹を立てていたということをシンパシーに告げ口して「お家には帰らなくていいよ、今の居場所を大事にして」と言って姉のことを見送っている。
関係者の証言
ガリカは、あたしが虐待されてた時からずっと心の支えになってくれた、とても大事な妹なんだ。あたしの上に姉貴が2人いるんだけど、姉貴も親の洗脳を受けて、あたしを虐待するようになった。でも、ガリカにはそんな洗脳をしてなかったようで、ガリカはいつもあたしの側に来て甘えてきたんだ。それがとても嬉しくて、ガリカだけに心を開いていたんだ。
最近、ガリカがあたしが働いているこの軍のことを知ったみたいで、よく本部の入り口で待ち伏せしている時があるんだ。隠れてるつもりでも、髪の毛が見え見えで隠れられてないけど、「あ、ガリカが来たんだ」って嬉しくなるんだ。へへ、今度来た時はガリカが好きなお菓子をいっぱい用意してあげるつもりなんだ~♪
(シンパシー)
シンパシーから聞いてはいたのだけど、いざ会うと甘えん坊でかわいい妹ちゃんなのよね。私にも元気な声で自己紹介してくれたし、周りの軍の関係者にも挨拶してたし、本当に礼儀正しくて甘やかしたくなる子なのよ。
それと、手をキツネの形にして「こーん」って言うとキツネが寄ってきてびっくりしたわ。アカギツネが多かったのだけど、たまにギンギツネもいたわ。シンパシーも寄ってきたキツネたちを見て、すごく嬉しそうな顔をしていたわ。たまーに九尾の狐が来るっていうから、特徴を聞いたの。ピンク色の桜の匂いがする九尾の狐っていってたのだけど、もしかしなくても、最近国の中でもよく見かけるうららさんだと思うのよね。
あと、ガリカちゃんが私に、「お姉ちゃんが落ち込んだり、苦しそうな時は甘えさせてあげて。」って言ったのよ。やっぱり、なにか両親との間でいざこざがあったのかしら?
(エクスプルワ)
とってもよくじょ……これを言ったらシンパシーにもっとからかわれてしまうわね。
気を取り直して、ガリカちゃんはたまに軍の本部の入り口で待ち伏せしているわ。髪の毛が見えてるからバレバレなのだけど、可愛らしいからそっとしておいているわ。シンパシーに会うと子犬のように甘えているわ。それがなんとも可愛くてたまらな……。今のは忘れてちょうだい。
シンパシーがガリカちゃんに会っても嫌な顔をせずに心を開いているということは、シンパシーの虐待されていた時期の心の支えになっていたのでしょうね。家でも学校でも孤独だったシンパシーには、とても心が安らぐ相手だったのでしょうね。シンパシーが私の家に来てからも、よくガリカちゃんと一緒に写った写真を眺めていたからね。
(璃月)
なんだか不思議な力が漂ってたから、その子に近づいてみたの。キツネを呼ぶ能力を持っている子みたいでね、周りにアカギツネやギンギツネがいっぱい集まっていたの。妖力がまだ弱い妖狐もいっぱいいたわ。キツネたちも、ガリカちゃんのことを気に入ってずっと側にいる子もいるみたいなの。
ガリカちゃんと少しお話をした時に、お姉ちゃんが大好きなことを教えてもらったの。軍で働いていることと、優しいことと、虐待されて家を追い出されたこと。特に最後の話はびっくりしたわ。優しいお姉ちゃんなのに、虐待された挙げ句に家を追い出されるなんて。でも、お姉ちゃんとは週に2、3回会うくらい仲がいいって聞いて安心したわ。でも、お姉ちゃんの名前を聞くのをついうっかり忘れちゃったな。
(うらら)
