ヴィリジアン

ヴィリジアン

基礎情報

プロフィール

本名:ヴィリジアン・テューダー
分類:人狼
能力:満月の夜に狼となって人を襲う
誕生日:10月16日
好きな食べ物:肉団子、味噌汁、ミートパイ
嫌い・苦手な食べ物:キノコ、ニンジン
好きなもの:小鳥、小動物、サボテン
嫌い・苦手なもの:仲間が傷つけられること

一言自己紹介

『ヴィリジアンだ、よろしく頼む。……その、なんだ……。お前は私のことが怖くないのか?』

ヴィリジアンを詳しく!

小さな森で暮らしている人狼。
あまり人前には出ず、森の中でひっそりと穏やかに暮らしている。性格も寡黙で感情をあまり外に出さないため、近寄り難い存在となってしまった。ただ、仲間思いでもあり、仲間がピンチの時は本領を発揮して仲間を守る。寡黙ではあるのだが、喋り出すと割と饒舌になり、とても楽しそうにしている。
実は小鳥が大好きであり家には小鳥グッズが溢れている。小鳥好きなことは隠しており人前で小鳥を見てもぐっと我慢している。小鳥グッズに囲まれた部屋にいると表情がとても緩む。顔が緩んで油断している時に客が来ると、客が来てもずっと黙ってしまう。最近は小鳥好きが高じて、裁縫が得意なシンパシーのところに行って小鳥柄クッションや小鳥ぬいぐるみを縫ってもらっている。やはり感情は外に出さないが、若干表情は緩んでいる。シンパシーが縫ったクッションやぬいぐるみが出来上がると多額のお金を置いて窓から立ち去っている。
実物の小鳥も大好きで、昔セキセイインコを飼っていたことがあり、少し詳しい。今は失うのが怖いとのことで飼ってはいないが、飼い主を見ると触りに行きたくなるらしい。ごく稀に悪質な飼い主を見つけることがあり、動物虐待者を逮捕するのに貢献したりしている。小鳥好きなことはエクスプルワなどの自分より若い人狼にはバレてないと思っているが、ちょくちょく小鳥グッズ店でじっと見つめている場面を目撃されているので、本人は自覚していないが、結構バレている。カクタスからも「バレバレだよ」と言われてしまった。ちなみにお気に入りの小鳥はシマエナガらしい。
満月の夜になると人狼の特性としてオオカミに変身するが、ヴィリジアンの場合は凶暴化してしまうという特性もある。そのため小鳥や他人を傷つけないために、家の地下にある牢屋に自ら入り、満月の夜が過ぎるのを待っている。稀に檻を大破してしまうこともあり、自分の気性の荒さに頭を抱えている。
人狼抹殺令が発令されている真っ只中、ヴィリジアンのいた群れは子供がたくさん産まれたこともあって、早々に人間が踏み入れることが出来ない領域に避難することを提案し、その領域を目指して歩いていた。ヴィリジアンはその時7歳くらいであり、母親と祖母に守られながら一緒に行動していた。満月になったある日、ヴィリジアンの人狼の能力が発現し、初めてオオカミの姿になったまではよかったが、ヴィリジアンは暴走し、雨天の時にしかオオカミに変身できない母親の右腕を噛み千切ってしまった。大人の人狼たちは母親を守りつつヴィリジアンのことを押さえつけ、朝まで耐え続けた。正気に戻ったヴィリジアンは、母親の右腕が無くなっていることと疲れきった大人たちを見て、何が起こったのか理解するまで時間がかかった。幸い人間が踏み入れることが出来ない領域に避難出来たが、母親の右腕を噛み千切ってしまったことをずっと後悔していた。誰も責めはしなかったが、本人の中ではずっとモヤモヤが残ったままだった。
人狼抹殺令が解除された後、ヴィリジアンは自責の念から群れを抜け、今の群れを作ることとなった。ヴィリジアンは母親とは会うつもりはなかったが、カクタスやマロウ、エクスプルワまでもが母親を連れてきてしまっているので、母親とは絶対会わないということは出来なかった。母親は群れを率いているヴィリジアンを見て安心している。母親との関係は良好であり、母親が時々小鳥の小さなぬいぐるみをプレゼントしているようだ。

関係者の証言

ヴィリジアンさんは本当に凛々しくて美しい方よね。感情表現や愛情表現が不器用なだけで、私たちのことを気にかけて下さっていることはよくわかってるわ。
そういえば、この前小鳥グッズショップの前でじっとしているヴィリジアンさんを見かけたことがあるんだけど、もしかして小鳥が好きなのかしら?だとしたら誕生日に小鳥のマグカップをあげようかしら。
(エクスプルワ)

ヴィリジアンはよくエクが部屋にいないときに来るよ。小鳥のクッションとかぬいぐるみを作ってほしいって来るよ。で、私いつも金欠だからさ、お金を冗談で要求したら定価以上の金額表示されてびっくりしたよ。そんだけ作って欲しいってことなんだろうけどさ。
で、完成したもの渡してお金はいらないよって言ったら「こんな素晴らしいものをタダで貰っては悪い」って言って定価以上のお金を置いていってすぐさまどっか行っちゃったよ。
……まあ、喜んでくれたならいっか!
(シンパシー)

ヴィリジアンはああ見えて小鳥が大好きなんだよ、かわいいよね!街に来るといつも小鳥グッズを売ってるお店のショーケースをじーっと見つめて尻尾を微妙に振ってるんだよ。でも、小鳥が好きなことはエクちゃんみたいなヴィリジアンより年下の人狼たちにはバレたくないんだって。私は一応ヴィリジアンの一個下だけど、ヴィリジアンが小鳥グッズのショーケースをじーっと見つめているのを見ちゃったから知ってるんだけどね。……でもねぇ、ヴィリジアンも詰めが甘いよ。バレてないって思ってるけど、ショーケースをじーっと見つめているのを年下の子にも見られてるからね、結構バレちゃってんだ。
(カクタス)

ヴィリジアンさんはかっこよくて凛々しいオオカミさんなんだけど、実は小鳥が大好きな可愛いオオカミさんなんだよ!私がたまたまクジで当てた文鳥さんのぬいぐるみを抱いてたんだけど、ヴィリジアンさんはじーっと見つめてたの。そしたらほっぺがピンクっぽくなって尻尾を微妙に振ってたりしててね、ヴィリジアンさんは本当に小鳥が大好きなんだな〜って思ったんだ♪
その文鳥さんのぬいぐるみはヴィリジアンさんにあげたんだけど、ヴィリジアンさんね、すごく動揺してたんだ。「も、貰って大丈夫なのか……?」って。とても嬉しそうに抱き抱えてて本当にかわいかったんだ〜♪
(萌黄)

ヴィリジアンさんは凛々しい方だと思ったんだけど、意外とかわいいところもあるんだよね。小鳥が大好きで、ヴィリジアンさんのお家に行ったことがあるんだけど、お部屋にはいっぱい小鳥のぬいぐるみや小鳥柄のクッションやノートがあって可愛いお部屋だったんだ。
でもね、可愛いだけじゃなくてたくましいところもあるんだ。私が変な人に絡まれちゃったことがあったんだけど、ヴィリジアンさんが私を抱き抱えて守ってくれたんだ。その時のヴィリジアンさんはとてもかっこよく見えたんだ。
(ヴェルディグリ)